女子中学生サッカープレイヤー・ 恩田希 は、
誰よりも練習し、誰よりも努力してきた。
それでも、彼女は試合になかなか出してもらえなかった。
藤第一中学校、男子サッカー部──。
それが、彼女の今いるフィールドだ。
中学2年生となった希は、監督に「新人戦の1回戦に出たい!」と何度も願う。
その理由は、対戦相手にあった。
一緒にサッカーを続け、小学4年生で転校していった、
幼馴染の“ナメック” 谷安昭 がいる、江上西中学校なのだ。
「サッカーはフィジカルだ。身体のデカイ俺に、女のお前が敵うわけがない。
男というだけで俺は──お前を超えたレベルにいるんだ」
再会したナメックから受けたその言葉を、
希は試合に出て、勝つことで、はねのけたかった。
「上等だわ。見せてやろうじゃない。私に何ができるのか」
本作の印象について
オーディションを受けさせていただくタイミングで初めて原作を読んだのですが、繊細な心理描写と絵の躍動感に惹かれ、夢中になってページをめくっていました。
たったひとつのものに自身の“青春”を懸ける強さと美しさ。どんな局面でも諦めることなく、成長することを止めない登場人物達の眩しさから目が離せなくなりました。
キャラクターの印象と意気込み
なんて真っ直ぐな子なんだろう、と思いました。一切手を抜かず努力を続けて、誰よりもサッカーを純粋に楽しみ、努力を惜しまない。そんな彼女の姿に、気付けばこちらも前向きな気持ちになっていました。絶対に恩田を演じたい!と思ってオーディションに臨んでいたので今は喜びと緊張で胸が張り裂けそうです。作品や恩田希から貰ったたくさんのパワーを少しでも恩田希としてお返し出来るようにがんばります。
本作の印象
サッカーのルール、チームの戦略、選手の苦悩と成長などが一つ一つ丁寧に描かれており、実際に彼女たちの人生の一部を観ているように感じていました。互いに仕掛け仕掛けられる展開にドキドキが止まらず、あっという間に最新刊まで読み終わってしまいました。きっと誰もが私のように、実際に試合を見ているかのような臨場感に取り込まれ、1ページ1ページを手に汗握りながらめくるようになるのではないかな、と思っています。
キャラクターの印象と意気込み
初めて『さよならフットボール』を読んだ時、越前佐和ちゃんは心優しく、友達を大切にし、誰かのために一生懸命になれる女の子だな、と感じました。そしてサッカーと恩田希ちゃんが大好きだからこそ支える方に徹している子なんだなあ…と…。その姿がとても健気で可愛く、「この可愛さをなんとか表現せねば!」と意気込んでおります!
本作の印象
実際のサッカーを観るのはとても好きなのですが、たくさんの人数が常に動くスポーツなのでアニメでリアルに試合を描くのはとても大変なことだろうと思っていました。スポーツアニメがすでにたくさんある中で大変チャレンジングな企画だな、という印象です。
キャラクターの印象と意気込み
山田鉄二は主人公の恩田希と小さい頃から一緒にサッカーをしてきた人で、中学ではキャプテンとしてチームをまとめる立場になっています。ストイックで合理的な考え方をするので、男子と女子の違いについても冷静に判断を下すキャラクターです。演じる上ではまず、自分のできる限りにはなりますが、彼の年齢感を自然に表現するようにして、そしてやはり中学生のサッカーの熱い雰囲気をつくるために、試合前の掛け声やプレー中のセリフを工夫しました。
本作の印象
新川先生が描く作品ということですごくキラキラしたものをイメージしていたんですが、読んでみるととても泥臭くてすごく厚みのある話でした。
そしてスポーツ漫画によくある解説というポジションがいなくて、シンプルに人間ドラマと試合シーンを描いていてとてもサクサク読める作品になっていました。熱さと挫折、希望と哀愁がうまく入り混じった素晴らしい作品です。
キャラクターの印象と意気込み
僕が演じる竹井は一見チャラくてあっけらかんと過ごしているように見えるんですが、心の中に持っている気持ちの熱さとか、人に対しての思いやりなんかをたくさん持っているキャラクターです。陰ながら恩田をサポートする立ち位置なのですが、自分の中に持っている気持ちを隠しつつ立ち回っていくので、すごくけなげだなと思ったりもします。なので、そのあたりの細かい気持ちを表現して魅力的なキャラクターにできればいいなと思っています。
本作の印象
サッカーを真正面から捉えている作品だと思います。試合展開も全体的に描写され、ピッチでどのように選手が動いているか分かりやすいため、臨場感があります。劇場で観ていただく日が待ち遠しいです!サッカー経験者が共感出来る作品であることはもちろん、サッカーは未経験という人にとっても、胸が熱くなる作品です。
キャラクターの印象と意気込み
中学生なので強がることもありますが、根っこはチャーミング。ピュアという表現がびったりの、愛すべきキャラクターという印象です。成長を見せたくてカッコつけたりもしますが、ふとした時に見せる子どもっぽさも印象的で、ある意味その対比は二面性のようでもあるので、キャラクターの個性として意識して演じました。
本作の印象
非常に純粋なヒロインの姿が印象的な作品だと思いました。
周りの人物も嫌味なく、どの人も応援したくなるところがいいですね。
青春真っ只中という雰囲気の、とても素敵な作品です。
キャラクターの印象と意気込み
監督はラフな風貌ですが、実はちゃんとみんなを見ています。
ヒロインに対しても厳しいところはありますが
それも本人のことを思ってのこと。
そして、最終的には…。
これは作品を見て確かめていただければ。
厳しく、温かくやらせていただきました。
本作の印象
まず、作品を作っている宅野監督はじめ皆さんの熱意がとても感じられて、アフレコがとても楽しかったです!
サッカーを追求・研究され、ゲーム中の動きがクイックで細かく描かれていて見応えがありました!
超人的な精神力と行動力を持った希が、とても清々しく熱く、でもとてもぶっとんでいて、キラキラしていて…眩しいなぁという印象です。
登場人物たちの行動や言動が可愛くもあり、青春だなぁと癒されました…!
キャラクターの印象と意気込み
実に、弟らしい弟だなぁと。笑
幼い頃から姉ちゃんとサッカーをしてきて、ずっとすごい姉ちゃんを見てきて、順平も順平なりに頑張ってきて…
でも姉ちゃんには頭が上がらない、絶対に敵わないのがとてもかわいいなと思います。
周りの男子には男性が配役されているので、バランスが心配です。
原作をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、順平の扱いに笑ってしまいました(笑)
いや、マジで、姉ちゃん…っ!!
本作の印象
楽しいだけじゃない悔しい想いの中に彼女たちのパワーを感じ、駆け抜けるように一気に読み進めてしまいました。「一生懸命」な姿は何よりも輝いているし、心が動かされます。そんな姿を見ていっぱい泣いてしまいましたし、勇気付けられました。
映画・TVアニメの主題歌をともに担当されることに対しての意気込み
スタッフさんたちの愛も物凄く熱い作品。わたしも歌の力で作品の世界をさらに熱く盛り上げていけるように精一杯「青春」を歌います!
まっすぐに、彼女たちの想いが届きますように!